自分を変える本|本当に私の人生を変えた10冊
ココロマニュアルを読んでくれてありがとうございますm(__)m
ココロマニュアルは、私が自分の心と感情とうまく付き合うために、自分の人生をコントロールするために、学んだこと、試したことをまとめたサイトです。
少しでもあなたが「役に立った」「参考になった」「読んでよかった」そんな感想を持ってくれたとしたら、それほどうれしいことはありません!
失恋、失業、借金、家庭崩壊・・・
私自身この10年でそれなりに絶望的な経験をしましたが、いつも自分を救ってくれたのは『スキル』でした。
人間関係のスキル、語学のスキル、お金のスキル、感情のスキル・・・
特別な才能や恵まれた家庭環境になかったとしても、私たちは新しいスキルを学ぶことができます。
そのスキルを手に入れるために、今でも私が最高だと思っている方法は、『読書』です。
なので正直なところ、このサイトを読むよりも本を読むことがおすすめなんです(笑)
もちろん、どんな本でも役に立つわけではありません。
私は年間100冊以上の本を読みますが、97%くらいは忘れてしまいます。
読んだ3日後には全く記憶に残らない本も多いです。読んだことすら覚えていない本も多いです。
本当に良い本は3%
私たちが読むべきなのは5年後10年後も読み返して学べるような本です。
でも、そんな本は3%くらいしかありません。
本を買うのに100万円かけたとしたら97万円は無駄になります。
本を読むのに100時間かけたとしたら97時間は無駄になります。
97%は『ハズレ』なんです。
本を選ぶ基準は色々あります。ベストセラーから選ぶ、有名な著者から選ぶ、古典から選ぶ・・・どれも間違いではありませんが、結局のところ自分の懐を痛めて読んでみなければ分かりません。
ちなみに、本は中古でもいいですが、立ち読みや図書館ではなくお金を出して買うことを強くおすすめします。
お金を出したことによる心理的効果、線引きやメモができる利便性など、本を買うのと借りるのでは何倍も学習効果が違うからです。
私は100%買います。お金のない学生時代も借金で苦しかった時期も本だけは買っていましたが、いまでも正しい選択だったと思っています。
とはいっても、1冊1000円~1500円というのは安い金額ではありません。さらに1冊読むのに2時間~4時間くらいの時間を投資することになります。
お金と時間の節約のためにも正しい本を選ぶことが大切なんです。
そこで、私の『3%のアタリ』をシェアしたいと思います。
私はこの10年で少なくとも1000冊の本を読んできました。その1000冊の中から10冊を選びました。
ココロマニュアル的ベスト10は次の3つの基準で選びました。
1:読んだ時に感動したこと
2:3回以上読み返していること
3:一生使えるスキルが身につくこと
けっこう古い本もありますが、私自身が5年後、10年後も読み返したいと思っている本です。
もしココロマニュアルを「役に立った」「参考になった」「読んでよかった」と思ってくれたのであれば、絶対に役に立つはずです!
投資したお金と時間の10倍以上の価値がある本ばかりですよ^^
瞑想ならこの1冊
ブッダの瞑想法
心のシステムを構造的に変革していくための理にかなったトレーニング
瞑想ならこれ一冊です。
瞑想というと『気持ちが落ち着く』程度のイメージかもしれませんが、積極的に心を変え、生活を変え、人生を変えるためのツールとして活用したい技術です。
・集中力がつく
・記憶力が良くなる
・人にやさしくされる
・苦を感じなくなる
・怒らなくなる
・不安がなくなる
・執着しなくなる
これらの瞑想によって得られる効果のうちでもヴィパッサナー瞑想に特に顕著なのが「頭の回転が速くなる効果」です。
頭の中で色々な考えが浮かんでしまい、仕事や勉強がすすまない経験はありませんか?
頭の中が妄想で充満していれば・・・すべてのプロセスに雑音が入って、錯覚や情報の歪みが生じます。・・・脳コンピューターの速度自体が鈍化し、仕事率が悪くなります
『ブッダの瞑想法』では、この妄想を止めることに主眼を置いています。その結果、脳の処理速度自体が上がるというわけです。
最新の記憶も、非常に古い過去の記憶も・・・瞬時に呼び出し可能なスタンバイ状態にある
私自身も瞑想を習慣にしていますが、心の平穏のためだけではなく、集中力や記憶力トレーニングとして行っている側面があります。
著者の地橋さんは禅やヨーガをはじめ、あらゆる種類の瞑想を行ってきた方です。そして最後に辿り着いたのが、この本で紹介される瞑想法です。
それがお釈迦様(ブッダ)自身が行っていたとされる瞑想法であり、ヴィパッサナー瞑想、サティの瞑想、マインドフルネス瞑想とも呼ばれる方法です。
最近では『マインドフルネス』という言葉もちょっとしたブームになっていますが、この本は『マインドフルネス』という言葉が広がる10年前に出版されましたが、ブッダの瞑想法ほど、マインドフルネスについて正確かつ詳細かつ具体的に書かれた本を私は知りません。
本書でも科学的な明快さで納得できるような説明を心がけました
とあるように、私たちの心の反応と瞑想の効能や方法がとても分かりやすく解説されています。
この本と比べると、他の瞑想本はどれも薄っぺらいものに思えてしまいますね。。
私の中で殿堂入りの瞑想マニュアルです。
瞑想に興味があれば、ぜひこの本から学んでみてください!
1日10分でも十分に効果を実感できますよ^^
意志力ならこの1冊
スタンフォードの自分を変える教室
誘惑や依存症に苦しんだり物事を先延ばしにしたりやる気が出なかったりして困った経験のある方々―つまり、すべての人―に本書を捧げます
多分、私もあなたも上司も部下も恋人も家族も友人もおじいちゃんもおばあちゃんも、みんな「自分は意志が弱い」と思って悩んでいます。
私自身が学生時代からクラスで一番遅刻と忘れ物が多かった人間です。
一人暮らしを始めた頃、私の部屋をみて友人は「空き巣が入った後みたい」と言いました(笑)
例えば禁煙しようと決心しても、タバコとライターをコンビニのゴミ箱に捨てた30分後に、同じコンビニでタバコとライターを買い直してしまうほど、意志力が弱かったのです。
この本を読めば、その意志力を強くする方法を知る事ができます。
もし強い意志力を身につけることができたら?
勉強も仕事もダイエットも禁煙も家庭環境もうまくいくはずです!
実際に私の意志力は強くなりました。
この本を読んだ3年前と比べて、禁煙に成功し、体重が減り貯金は増えました。
いきなりレベル99にはなりませんが、この本を読めばレベル1からレベル5くらいにはレベルアップできます。
私のように、だらしなくてなまけもので面倒くさがり屋の人にはぜひおすすめしたい本です。
300ページ以上と少しボリュームはありますが語り口がとてもキュートで(笑)とても読みやすいです。
読み終わる頃には著者のケリー先生が「お姉ちゃん」のように思えてきますよ(笑)
感情ならこの1冊
動きたくて眠れなくなる
この本は専門家たちが解き明かしてきた”感情の法則”の中から、実生活で使えそうなものだけを選りすぐって、分かりやすくまとめたものだ。
著者の池田貴将さんのセミナーには私も参加したことがありますが、池田さんの誠実な人柄と緻密に構成されたセミナー内容が印象的でした。
「動きたくて眠れなくなる」はその池田貴将さんの本の中でも、個人的にもっとも役に立った本で、ココロマニュアルのネタ本でもあります(笑)。
『感情の法則』という表現通り、私たちが自らの感情を理解しコントロールするためのルールブックのような1冊です。
たった170ページ(!!)の単行本ですが、内容の濃さが半端ないので、コストパフォーマンスはめちゃくちゃ高いですよ(笑)
忘れたい記憶ならこの1冊
イヤな気持ちを消す技術
この本で学べるのは『忘れる技術』です。
記憶する技術の本はたくさんありますが、忘れる技術の本はほとんどありません。
脳の記憶のメカニズムを知ってそれをうまく処理し、イヤな記憶が呼び覚ますマイナスの情動に自分が支配されないようにする・・・(中略)・・・誤解を恐れずに言えば、それは『忘れる』ということです。
200冊以上の本を書いている脳機能学者の苫米地英人さんの本です。
苫米地英人さんといえば、一般的には「頭の回転が10倍速くなる」とか「収入が2倍になる」とか、成功本のイメージが強いかもしれませんが、『イヤな気持ちを消す技術』はちょっと雰囲気が違っていて、読者に寄り添うような印象があります。
なんというか、あったかい文章なんです。
苫米地さんの本は私も20冊くらい読んでいますが、この本が一番好きですね。
内容的には、記憶と感情の関係について、ここまで分かりやすく書かれた本は他にないと思います。
具体的なテクニックについても、脳のメカニズムを熟知しているからこそ伝えられる内容で、シンプルかつ本質的なものです。
多分、目から鱗ですよ。
忘れる技術とは、過去から自由になる技術であり、ベストの人生を生きる技術でもあります。
本書の中で私が一番好きな一文がこれです↓
「これが一番いいはずだ」と主体的に行った選択はすべてベストの選択であり、ベストの選択の結果はベストの結果と考える以外に、この世にベストは存在していません。
モチベーションならこの1冊
やる気のスイッチ!
この方法は、僕が考え出したものじゃない。いろんなところから受け取った知識と知恵を、自分なりに解釈し、何度も何度も試してみて、本当に使えると確信したものだけをまとめたものだ。
この本が出版された当初、どの本屋さんでも店内の一角が青色の『スイッチマーク』で埋め尽くされていた記憶があります。
押しつけがましくないのに不思議と説得力のある山崎拓巳さんの文章と、センス良すぎるビジュアルが絶妙にミックスされていて、内容的にも自己啓発系の本はこれ一冊でいいのでは?と思えるほどのクオリティーです。
超ベストセラーですが、ただ売れただけではありません。
多くの自己啓発系の本は読んだだけで満足してしまいますが、『やる気のスイッチ』は読んだ後に自分の行動が変わる数少ない本なんです。
私は現在は独立して仕事をしていますが、そのきっかけとなった本でもあります。
この本を手にしてから7年以上の年月が経過しましたが、今でも私の本棚の中で『スイッチマーク』はキラキラと輝いています。
ちなみに中古ならかなり安く手に入るようです!
もし持っていない人がいれば、買っておいて絶対に損はしませんよ^^
コミュニケーションならこの1冊
伝え方が9割
料理本のレシピのように、その手順通りにつくれば、プロに近い味を出せるコトバのつくり方です。
世界一のレストラン『ロブション』にも徹底した料理のレシピがあるそうです。
人に伝わる言葉、人を動かす言葉にもレシピがあります。
この本は、名実ともに日本トップコピーライターである佐々木圭一さんの『コトバのレシピ集』です。
最初のレシピはNOをYESに変える技術です。
私たちは1日に22回『お願い』をしているそうです。
この本を読んでコトバのレシピを覚えれば、今までNOだった『お願い』がYESに変わるかもしれません。
それでも会話で活かすには練習が必要ですが、特に書き言葉は一瞬で変えることができます。
もしあなたがメール、フェイスブック、Twitter、ブログ、会社の企画書などを書く機会があれば一瞬で本の代金以上の価値を得ることができるはずです。
「そうだ、京都へ行こう」(サプライズ法)
「事件は会議室で起きてるんじゃない!現場で起きてるんだ!」(ギャップ法)
「くちびるが震えてる。あなたが好き。」(赤裸々法)
耳に残るキャッチフレーズ、感動を呼ぶセリフ、ドキッとする表現・・・
それが自由自在に作り出せるとしたら、ワクワクしませんか?
英語ならこの1冊
世界の非ネイティブエリートがやっている英語勉強法
最も効率的な語学学習法」については、実のところ、もうすでに一定の「答え」が世界的に確立されている
この本を読めばその『答え』が分かります。
私も独学でTOEICで900点以上を取得しましたが、日本で行われている普通の英語学習法がいかに間違っているかを痛感しています。
英語教師を含め普通の日本人が全く理解していない「非ネイティブが英語を学ぶうえで必要なこと」をはっきりと分かりやすく教えてくれるのがこの本です。
著者はイエール大学の助教授をやっていた方です。イエール大学といえば、ハーバード、プリンストンなどと並び、世界トップの超一流大学のひとつですが、特に言語教育の評価は世界一です。
つまり「世界で最も効率的な語学学習法」が学べる本なんです。
おすすめ教材も紹介されていますが、非常に信頼できるセレクトです。
タイトルからはビジネスマン向けの本だとイメージするかもしれまんが、小学生からおじいちゃんおばあちゃんまで、あなたが少しでも英語を勉強する予定があれば、『必ず』読んでおくべき本です。
Amazonのレビューはあまり良くないようですが、たしかにこの本を読むだけで英語ができるわけではありません。
でも、英語ができる人が読めば『正しい』ことが書いてあるのが分かると思います。
ストーリーならこの1冊
ザ・ストーリー
人生は私たちにこう教えてくれる。人間の欲求がどれほどの価値をもっているかは、それを追うのにどれほどのリスクを負わなければならないかによって決まる、と。価値が高ければ、リスクも大きい。(中略)そして意味のある人生を生きるということは、常にリスクにさらされるということである。
私たちの人生はストーリーに満ちています。
テレビドラマや映画だけでなく、電車の中吊り広告、インターネット、会社のランチタイム、家族や恋人との会話、買い物でのやりとり・・・(もちろん今この瞬間も!)あらゆるコミュニケーションはストーリーを語ります。
ストーリーとは何か?
『ザ・ストーリー』によれば、それは「価値を伝える技術」です。
優れたストーリーに触れた時、私たちは興奮し、共感し、感動します。陳腐なストーリーに触れた時、私たちは退屈だと感じます。
面白い人とつまらない人、売れる商品と売れない商品、ためになるブログとくだらないブログ・・・その違いはストーリーの質の違いです。
『ザ・ストーリー』はハリウッド一、つまり世界一のシナリオ講師によるストーリー講座です。
もともとハリウッドで脚本家を目指す人に向けて書かれた本であり、アメリカのAmazonではレビュー数1,000件超(平均評価4.6)という、ストーリーライティングのバイブルです。
脚本家のみならず、本の作家やセミナー講師、営業マン、ブロガーなど、「価値を語る」仕事全てに役立つ、ストーリーの原則を知るための必須の教材といわれています。
また、映画好きな人にとっては、この本を読むことで映画の中身(ストーリー)を何倍も深く理解することができるので、それだけでも読む価値はあります。
ただし、高い価値を得るためには相応のリスクを負わなければなりません。
リスクといってもお金のことではなく(お値段も安くはないですが・・・)本書を読むための、理解し実践するための時間的・精神的負担のことです。
ページ数も470ページと膨大ですが、一度読んで終わりになるような本ではありません。何度も繰り返し、線を引き、メモをとりながら、自分の血肉にしていくべき本です。
誰にでもおすすめできる本ではありませんが、もしあなたが何かしらのストーリーを語る立場にあり、その質を高めたいと望むのであれば、この本にはそのために必要な”すべて”が書いてあります。
【参考】私が本と同じくらいお金を使ってきたのがサプリメントです。
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